治療した歯がいっぱいあってもホワイトニングできる?

過去に虫歯ができやすく、被せた歯や詰め物をしている歯がたくさんあるという方は、「歯の黄ばみは気になっているけど自分の歯ではホワイトニングはできないのではないか…」と不安に思われている方もおられると思います。実際にパールホワイトニングでもこのようなお悩みのもと、カウンセリングにご来院される患者様がおられます。
過去に治療した歯が多い方でもホワイトニングできる場合があります。今回は被せ物や詰め物が多くてもホワイトニング可能な方のお口の中の状態について詳しく解説していきます。この記事が治療した歯が多くてホワイトニングを悩まれている方の参考になりますと幸いです。では、みていきましょう。

治療経験のある歯が奥歯中心の場合
歯磨きの難易度等(歯ブラシが届きにくい)から、虫歯は前歯に比べると奥歯の方がなりやすいのが一般的です。ですので、前歯には治療をほとんどしたことがないけれど、奥歯には詰め物や被せものが入っている方は案外多いものです。
ニコッと笑った時に見えるのは、前の歯から5番目くらいまでの歯なので、奥歯に詰め物や被せ物が入っている方でも見える部分の歯をホワイトニングし、自然な白い歯を得て頂くことが可能になります。
詰め物が小さい場合や歯の裏側に詰めている場合
詰め物が小さい場合にはその部分との色味の差異がわかりにくいのでホワイトニングしても、詰めている部分が目立ちにくいです。また、特に前歯に多いですが、歯の裏側に詰め物をしている場合には歯の表側から見えないので、ホワイトニングしても影響はほとんどありません。
詰め物や被せ物の方が自分な歯よりも白い場合
ご自身の歯は経年的に黄ばみを増していきます。もちろん詰め物や被せ物の色味も徐々に変化をしていきますが、セラミックの歯などは色味の変化が緩やかです。なので、自分の歯が詰め物や被せ物よりも年齢とともに黄ばみが増してきた場合には、ホワイトニングが有効です。ホワイトニングをすることでご自身の歯の黄ばみを取り除き、詰め物や被せ物に合う白さを目指せます。
上記の例では被せ物や詰め物のやりかえはせずにホワイトニングをすることが可能です。しかし、被せ物や詰め物がある方の中には、その部分のやりかえのためにホワイトニングをされる方もおられます。
詰め物や被せ物を新しくやりかえる場合
この場合はご自身の歯の部分をホワイトニングでなりたい白さにしてしてから、被せ物や詰め物をやりかえるのが通常の流れです。被せ物や詰め物の色が黄ばんで気になってきた…という方は優先的にホワイトニングから始めるのが良いでしょう。ご自身の歯の色味に合わせて被せ物や詰め物をやりかえると、より自然な仕上がりになります。
過去に治療をたくさんした経験から歯科医院が苦手だったり、久しぶりだと歯科医院へいくのに1歩が踏み出しにくい方もおられるかと思います。お口の中にはご自身では取り除きにくい汚れがあり、歯科医院で歯のクリーニングなど(歯のお掃除)を長く受けていないと、汚れが蓄積し口臭や二次的な虫歯に繋がる可能性も高まります。ここでいう二次的な虫歯とは、被せた歯や詰めた歯が新たに虫歯になってしまうことを指します。詰め物や被せ物をしている歯は健康な歯に比べると、虫歯にかかるリスクが高まります。ですので、過去に治療をした歯がいくつかあるという方は定期的な歯科医院でのメンテナンスがおすすめです。
パールホワイトニング大阪肥後橋院では、カウンセリングから全ての工程を女性歯科医師が担当します。歯科医院が苦手な方や久しぶりな方でも女性歯科医師が丁寧に対応いたしますので、安心してご来院してくださる方が多いです。「こんなに丁寧にメンテナンスを受けたのは初めてです。」 「こんな雰囲気で施術してもらえるなら苦手を克服してもっと早くこれば良かった」と嬉しいご意見も頂いております。
【歯が痛くないから汚れがついてない】という訳ではありません…
歯科医院に長く受診されていない方の中には、歯も痛くないし、毎日しっかり歯も磨いているから自分の歯は大丈夫と思われている方もおられます。もちろん遺伝的な要因で虫歯や歯周病になりにくい方もおられますが、痛くなくても、歯の周囲には汚れが付着しているという方が多いのも実際です。数年分の汚れをクリーニングでしっかり除去した後にホワイトニングをすると、口腔内がスッキリし、歯の表面にも艶がでます。被せ物や詰め物がたくさんある方にも実感頂くことが多いです。
人気のクリーニングとホワイトニングの流れは下記を参考にしてください。
https://pearl-whitening.info/menu/#menu_cleaning
いかがでしたでしょうか?今回は詰め物や被せ物の治療を過去に経験した方でもホワイトニングできる場合があるということについて詳しく解説しました。口腔内の状態や被せものや詰め物の状態によっても目指せる白さなどが変わってきます。パールホワイトニングでは、カウンセリングのみでのご来院も可能ですので、気になる方はぜひご活用ください。

コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。