歯が黄ばむ理由〜黄ばみは予防できるのか?〜
歯の黄ばみは加齢変化のひとつです。毎日少しずつ黄ばみが蓄積されていくので、気がついた時にはかなり黄ばみが強くなっていたと感じられる方も多いです。では、この歯の黄ばみは予防して防ぐことができるのか?
詳しく開設していきます。
歯が黄ばむ理由
歯が黄ばむ理由には内因性の理由と外因性の理由の2種類があります。まずは内因性からみていきましょう。
【歯が黄ばむ内因性の理由】
歯は外側からエナメル質、象牙質、神経の3層の構造から成り立っています。エナメル質は半透明で中の状態を透かしてしまう性状をしているため、内側の象牙質の黄色味が見えてしまうことで歯が黄色く見えます。
また、日々の食事などで歯に「噛むという刺激」が加わることにより、象牙質の厚みが増していきます。つまり、黄色い象牙質の容積は日々増加しているため、歯は日に日に黄ばみを増していきます。冒頭で伝えた、「気がついた時に歯がかなり黄ばんでいた」と感じる理由は主にこの象牙質の厚みが増すことに原因があります。このことが、歯が黄ばむ内因性の理由としてあげられます。
【歯が黄ばむ外因性の理由】
歯が黄ばむ外因性の理由はコーヒーやワインなどの飲食物による汚れの付着です。習慣的に色味の強い飲食習慣があると、飲食物に含まれる着色成分が歯に付着することがあります。それにより、歯が黄ばんで見えます。このことが、歯が黄ばむ外因性の理由です。
歯の黄ばみは予防できるのか?
歯の黄ばみの原因は上記の2種類である事はご理解頂けたかと思います。では、黄ばみ自体を予防することはできるのか?内因性と外因性に分けて見ていきましょう。
【内因性の黄ばみの予防】
内因性の黄ばみは加齢変化であり、何も対策をしていないと黄ばみは年齢とともに増していきます。黄ばみを改善するためには、ホワイトニングを行うことが根本的な改善へと繋がります。黄ばみ自体は年齢とともに増していくので、より年齢が若いうちからホワイトニングをすることは内因性の黄ばみへの予防に繋がります。
この内因性の黄ばみにアプローチしていく際に重要なホワイトニング方法として挙げられるのが、ホームホワイトニングです。
ホームホワイトニングとは、自分の歯型に合うマウスピースを作製し、マウスピースの中にホワイトニングジェルを入れ装着するホワイトニング方法のことです。装着時間は約30分〜2時間程度です。マウスピースの密閉された中で、ジェルが歯の内部まで向かって浸透していき、象牙質の黄ばみを取り除くことが可能になります。
ホームホワイトニングは黄ばみの原因自体にアプローチができるので、一度白くなるとその持続期間が長いのが特徴です。
デメリットとしては、白くなるスピードが比較的緩やかなので、スピードも増したいと思われる方は、オフィスホワイトニングとの併用もおすすめです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したデュアルホワイトニングの詳細は次の記事を参考にしてください
https://pearl-whitening.info/column/column/1618
【外因性の黄ばみの予防】
外因性の黄ばみを予防する上で重要になるのが歯のクリーニングです。定期的な歯のクリーニングを受けることで、歯の表面や口腔内の清潔度が高いと、着色の強い飲食物を摂取した際にも汚れが付着しにくい状態を維持することができます。普段からコーヒーや紅茶をよく飲む方や喫煙をされる方は特に着色汚れが気になる方も多いかと思います。定期的なクリーニングの頻度としては3〜4ヶ月に一度がおすすめです。
また、普段からのセルフケアの一環として、濃い色の飲み物や食べ物を摂る際には、事前にお水を飲むなど、口腔内の乾燥を防いだ状態で摂取されることも予防のひとつとして有効です。
パールホワイトニングのクリーニングの詳細はこちら
↓↓↓
https://pearl-whitening.info/menu/#menu_cleaning
いかがでしたでしょうか?今回は歯の黄ばみの原因とその予防について詳しく解説させて頂きました。歯の黄ばみは一度気になりだすと、ずっと気がかりになってしまうもの。そのお時間が少しでも短くなるよう、予防に注力されるのもおすすめです。
パールホワイトニング大阪肥後橋院はスタッフ全員が女性歯科医師である全国でも非常に稀なホワイトニング専門歯科医院です。カウンセリング〜施術〜アフターフォローまでを一貫して歯科医師が担当し、患者様お一人お一人に合わせたご提案を自信を持ってさせて頂いています。
また、当院ではカウンセリングのみでの費用は頂いておりません。
「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方や今のご自身の黄ばみの程度や似合う歯の白さを知りたい!と思われる方はぜひ、カウンセリングをご活用ください。当院ではカウンセリングも歯科医師が行いますので、安心してご来院くださいね。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。