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矯正とホワイトニングの関係性〜順番や流れなど詳しく解説します

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矯正治療に興味を持ち始めた時や治療を始める時、ご自身の口元への意識がかなり高まっていると思います。そして、その意識の高まりから矯正だけでなく、ホワイトニングにも興味を持たれる方は多いです。
矯正を始めるときに同時にホワイトニングもしたい!と思われる方や、やっと矯正が終わったのでホワイトニング始めたい!と思われる方などホワイトニングをしたいと思われるタイミングは人それぞれです。しかし、矯正中に必ずしもホワイトニングができるとは限りません。そこで今回は矯正とホワイトニングの関係性について順番やおすすめのタイミングについてなど、詳しく解説していきます。

まずは矯正治療の種類とホワイトニングの関係性についてみていきましょう

矯正治療の種類とホワイトニングの関係性

矯正治療には大きく分類すると3種類の方法があります。歯の表側に固定式の矯正装置をつける方法、歯の裏側に固定式の矯正装置をつける方法、そして取り外しが可能なマウスピースで矯正をする方法の3種類になります。この3種類の中で矯正治療中でもホワイトニングが可能な場合と難しい場合があります。

【歯の表側に固定式の装置がつく唇側矯正の場合】

この治療法の場合は歯の表側に装置がついているため、歯にホワイトニングの薬剤を塗ることができず、治療中にホワイトニングすることはできません。表側の装置を装着される場合には矯正装置を付ける前か外す時のタイミングでしかホワイトニングをすることができません。ですので、現状の黄ばみの程度や矯正の治療期間などを考えたうえで、矯正装置をつける前にホワイトニングをするのか、装置を外してからホワイトニングをするのかを考える必要があります。
既に装置がついている方は、ホワイトニングができるのは装置が外れてからになります。

【歯の裏側に固定式の装置がつく舌側矯正の場合】

この治療方法の場合には、装置がついている時でもホワイトニングをすることが可能です。ただし、ホワイトニングの種類としてはオフィスホワイトニングのみ可能です。ホームホワイトニングをすることができない理由は、装置がついているため、マウスピースを作製することができないためです。
医療ホワイトニングであるオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いは次の記事を参考にしてみてください。

https://pearl-whitening.info/column/column/1156/

オフィスホワイトニングは色戻りがホームホワイトニングに比べると早く、定期的なメンテナンスが必要になります。定期的なメンテナンスを続けることで矯正中も白い歯を維持して頂けます。

【マウスピース矯正装置の場合】

マウスピース矯正の場合は矯正中に、ホームホワイトニングもオフィスホワイトニングもすることが可能です。ただし、注意点としてはアタッチメントがついている部分が色むらになる可能性があります。現状の黄ばみがかなり強い段階でホワイトニングである程度の白さを目指すと、アタッチメント部分とホワイトニングされた部分の差が際立ちます。アタッチメントがついている段階でホワイトニングをされる場合はアタッチメント装着部分が浮かない程度の数トーンアップほどの白さを維持されるのがおすすめです。
もともとの黄ばみがかなり強い方は矯正治療の前にホワイトニングをされるのも良いです。
矯正前の数ヶ月間でオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用してホワイトニングをすることにより、色もちの良い状態をキープすることができます。矯正期間中に多少色戻りはしますが、メンテナンスをしてあげることで大幅な色戻りを防ぐことが可能になります。矯正前にホワイトニングをしているとアタッチメント装着部分の白さのキープもしやすいため、矯正中にホワイトニングのメンテナンスをしても色むらになりにくいのも特徴のひとつです。

矯正治療前・中・後でホワイトニングをする際の注意点

【矯正治療前にホワイトニングをする場合の注意点】

矯正前にホワイトニングする場合の注意点は歯の重なりや並びの不整が強い方は、重なりの強い部分のホワイトニングが難しいため、矯正の過程できれいに揃ってからのホワイトニングがおすすめです。
歯の重なりや並びの不整が軽度であれば、矯正前にホワイトニングをされるのも良いです。特に矯正は治療期間が数年と長いため、その前に歯を白くしておきたいと思われる方も多いです。
また、最近多いご意見としては、年齢的にも今から矯正をするべきかどうか?を悩まれた結果、ホワイトニングを優先しようと思われる方もおられます。歯が黄色く歯列も整っていない、というよりは、白い歯で歯列が整っていない状態の方が印象は良い傾向にあります。

【矯正中にホワイトニングをする場合の注意点】

矯正中にホワイトニングする場合の注意点は上述のように装置の種類によって変わります。矯正中にホワイトニングをされる場合は歯科医師に相談の上、ベストな流れで進めていかれるのがおすすめです。
パールホワイトニング大阪肥後橋院では、矯正中の患者様にご来院頂く機会も多く、症例数も豊富なため、現時点での治療状態でのベストなホワイトニング方法をご提案させて頂けます。

【矯正後にホワイトニングをする場合の注意点】

矯正後にホワイトニングをする場合は、色むらやホワイトニング方法を気にせずになりたい白さを目指せます。
よく頂くご質問のひとつに「矯正後のリテーナー用のマウスピースを使用して、ホームホワイトニングができるかどうか?というご相談があります。矯正用のマウスピースはクリニックによっても形が違っており、その形によってホームホワイトニングに使用できるものとできないものがあります。リテーナー用のマウスピースを使えるかどうか確認されたい方はご来院の際にお持ち頂くと、歯科医師が判断させて頂きます。

いかがでしたでしょうか?この記事が矯正とホワイトニングのことを詳しく知りたい方にとって、少しでもお役にたてますと幸いです。パールホワイトニング大阪肥後橋院では、カウンセリングのみの費用は頂いておりません。「ホワイトニングに興味はあるけど、矯正にも興味がある。」などお悩みの方はぜひカウンセリングをご活用ください。

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コラム執筆者

パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓

済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。

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