新生活に向けてのホワイトニング

2月も後半となり、暦上では春が近づいてきています。
卒業や入学、入社、または転職など、これから人生の節目をお迎えになる方もおられるかと思います。
今回は新しい生活にむけて、ホワイトニングをはじめるメリットなどをお伝えしていきます。
この記事を読んで頂き、新生活の第一歩がより充実したものになって頂けますと幸いでございます。

目次
第一印象に歯が与えるインパクト
見た目が全て、というわけではありませんが、初対面の場合は内面のことがお互いによく分からないため、見た目の印象で人を判断せざるを得ません。
着てるもの、着こなし、顔のパーツ、話し方…
そういった目に見えるものが、その人の印象の大きなウェイトを占めるでしょう。
内面は徐々に知っていくものですが、初めて会うタイミングは一度しかないので、せっかくだったら第一印象も良いものにしたいですよね。
歯は目元に次いで、第一印象に影響を与えるパーツといわれています。
また、目に比べると生活感も出やすいパーツです。
お手入れしてるかどうかはパッと見で分かり、その人の衛生観念も感じ取れます。
場合によっては口臭の有無でも分かることでしょう。
しっかりお手入れされてる場合だと、定期的に時間を作って歯医者さんに通ってそう。
歯を磨く習慣が根付いていそう。ということから、生活が整ってるんだろうな。
という良い印象を持ってもらいがちです。
歯が黄ばんでいたり、歯茎が腫れてたり、口臭がある場合では
細かいところは気にしないのかもしれない。
歯を磨く時間、習慣がないのかもしれない。
生活が乱れてるのかもしれない。
といった推測のマイナスな情報が知らず知らずに流れ込みます。
このように第一印象の機会をどういったものにするか、歯は大きな役割を担っています。
また、歯の色でも印象の差があります。
心理学的に見ても、歯を白く綺麗にしている人が他人に与える影響は好意的なものが多いです。
具体的には「若々しい」「健康的」「清潔感がある」「知性的」といったポジティブな印象を持ってもらえることが多いです。
逆に黄ばみが強く出ている歯は、顔がくすんでみえたり、年齢を感じさせてしまったり、不健康、清潔感がないといったイメージを与えてしまいます。
実際には清潔を心がけている人でも、思わぬところでマイナスなイメージを抱かれてしまい、損をすることもあるでしょう。
歯の色を改善するにはホワイトニング
ホワイトニングはその名の通り、歯を白くする施術です。
歯の黄ばみを除去することで、歯本来の色よりトーンアップしてくれます。
ホワイトニングで歯の色を白くすると自信を持って会話ができ、第一印象が格段にアップします。
最近ではホワイトニングの種類が多く、自宅でも自宅外でも行えるようなものもあり、選択肢が豊富です。
それぞれのホワイトニングの違いを理解し、自分のライフスタイルに合った方法を選び、理想の白い歯を実現しましょう。
ホワイトニングの種類について
ホワイトニングは「セルフホワイトニング」「ホームホワイトニング」「オフィスホワイトニング」の3つに大別されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、主にサロンで行うホワイトニングです。
サロンの場合には一般の方にでも扱えるホワイトニング用の道具が揃っているのみで、サロンの従業員は医療従事者ではないので施術を行うことはできません。
ご自身で施術を行うことから、セルフホワイトニングという名がついてます。
比較的費用を抑えて受けられることがメリットです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作り、薬液を使ってホワイトニングをする方法です。
忙しくて通院が難しい人や、子育て中の方にとっては便利ですが、基本的に自分での管理が必要です。
色上がりはゆっくりですが、色持ちの良いホワイトニングです。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングです。
こちらは歯科医師が施術を行い、歯科医師にしか扱えない薬剤を使用するため、比較的短い期間で歯を白くできます。
色上がりは比較的スピーディですが、色持ちは2〜3週間ほどです。
なるべく早く色上がりを目指したい、実感したい方にはおすすめの施術です。
もし4月に向けて取り組まれるならば、おすすめは2ヶ月コースです。
ホームホワイトニングも併用できるので、テンポの良いトーンアップが見込めます。
来る新生活に花添えをしてくれることでしょう。
歯も身だしなみのひとつ
女性が身だしなみを整える際には、服装や髪型を整えて、お化粧もされる方が多いと思います。
最近では男性もスキンケア〜メイクをされている方も多いですよね。
細かいところまで気を使ってらっしゃる姿勢には気品を感じます。
女性であれ男性であれ、身だしなみを整えることで、より一層それぞれの美しさが際立ちますね。
見た目に気配りをされてる方は、歯も身だしなみのひとつと考えていることが多いです。
服の乱れを整えたり、髪をケアしたりすることと同じく、歯のお手入れにも毎日気を使ってらっしゃいます。
一回しっかり磨けば綺麗になる、というものではなく、毎日コツコツとしたお手入れの積み重ねが清潔な歯、綺麗な口元を作ります。
ホワイトニングも同様で、一度でパッと明るくなるケースは少なく、コツコツと積み重ねることで理想の白さに近づくことができます。
続けていると成果は出ます。ぜひこの機会に検討されてみてください。

コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。