ホワイトニングがもたらす心身への影響
新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症となりマスクを外す機会も徐々に増えている現在。人々のホワイトニングに対する意識が高まりつつあります。
ホワイトニングってただ歯を白くするだけでなく、相乗効果で得られる心身への良い影響があります。需要の高まるホワイトニングが心身にどのような影響を与えるのか?詳しく解説していきます。
ホワイトニングがもたらす心への影響
ホワイトニングを行うことにより歯が白くなると、気持ちに変化が現れます。ずっとコンプレックスで口元を隠して笑っていたという方が、手で口元を隠さずに笑えるようになったと話てくださる事は結構多いです。
コンプレックスが改善することにより笑顔が増え、自然と自信が溢れていきます。
マスク生活の時に感じたことですが、やはり口元の印象というのは大きいものです。マスクをしている時と外した時のお相手に対する印象の差などをこのコロナ禍で感じたことのある方は少なくないかと思います。
それほど印象を左右する口元が変わると、誰よりもご自身のお顔を見る機会の多いご自分自身が変化を感じ、自信に満ちた充実された人生を過ごされています。
また、自分自身の歯が白くなっていくにつれて人から褒められる機会も増えます。歯や笑顔を人から褒めてもらうと、とても幸せな気分になりますよね。
ホワイトニングを通して患者さまの毎日がより楽しく充実された日々になることをサポートさせて頂けることを私たちパールホワイトニングのスタッフ一同、いつも嬉しく思っております。
どれくらい歯が白くなると心への影響があるか?
1度のホワイトニングで数トーンの色上がりをしてご満足される方もおられますが、やはり最も満足される方が多いのが、人から気づかれるくらいの白さに到達された時です。
画像はシェードガイドと言って、歯が黄色い色味の方から白い色味に向けて順番に並んでいます。向かって左端2つくらいの領域にたどりついてくると人から気づかれるくらいの白さになります。さらにこの領域を超えて、ブリーチシェードという人から褒められるような白さを目指され、お喜びになられる方もおられます。
パールホワイトニングではホワイトニングに来て頂いた際には、現状の色味と理想のお色味をこのシェードガイドを使用して確認していきます。人から褒められるような歯の白さもシェードガイドをご自身の口元で合わせて確認して頂きます。視覚で理想の白さを確認することにより、なりたい未来をより想像しやすくなりますよね。
ホワイトニングがもたらす身体への影響
では、ホワイトニングをすることにより身体へはどんな影響があるでしょうか?
ホワイトニングを始めることにより、今まであまり気にかけていなかったご自身のお口の中に関心を持たれる方が多いです。口腔内への関心が増すと、口腔ケアに変化が現れます。この口腔ケアが変化する事で、お口の中口腔内細菌(虫歯菌や歯周病菌など)の数が少なくなり、虫歯や歯周病の予防に繋がります。具体的にどのように口腔ケアが変化するか?変化の例として多いものをご紹介します。
・歯磨きの頻度が増える
朝・夜の1日2回だった歯磨きを昼も加えて1日3回磨くようになったという方が多いです。歯磨きの回数が増えると口腔内最近の数を減らすことができます。
・普通の歯ブラシから電動歯ブラシに変える
電動歯ブラシに興味を持ち、電動歯ブラシでのブラッシングに移行される方も多いです。同じ磨くのであれば、手磨きよりも電動歯ブラシの方が効率よく歯の表面につく汚れを落とすことができます。また、最近の電動歯ブラシは性能がよく、使用した後の歯のツルツル感を感じられる商品もあります。
口腔内への関心が増えた患者さまから、手磨きと電動歯ブラシどちらがおすすめか?というご質問をよく頂くので下記の記事にまとめております。
https://pearl-whitening.info/column/column/121/
ぜひご参考にしてみてください。
・口腔ケアの際の清掃器具が増える
こちらも多く聞く変化です。今まで、歯ブラシの使用のみだった方から「フロスって使った方が良いですか?」というご質問を頂くことも多いです。この質問に対する回答はもちろんYESです。フロスや歯間ブラシのような補助清掃器具というのは、歯ブラシだけでは取り除けない汚れを落とすのに必要になります。歯と歯の間の汚れは歯ブラシによるブラッシングだけでは落としきれません。ですので、歯ブラシだけで取り除けない汚れを落とすためにはフロス等が必要になってきます。こちらの使用により、より口腔内の細菌を減らすことに繋がります。
口腔内の細菌数が減ることにより全身の健康に繋がる
ご自身の口腔内への関心が増えると、口腔内の細菌数が減り虫歯・歯周病の予防になる事は前述しました。
特に歯周病を予防する事により全身の健康への相乗効果を期待できます。
歯周病は脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病との関連性が強いとされています。つまり、ホワイトニングを通して口腔内細菌を減らして歯周病を予防すりことにより全身疾患へのリスクを軽減する事にも繋がります。
歯周病と全身疾患への関連性は日本歯周病学会に挙げられている記事に分かりやすく解説されています。
https://www.jacp.net/perio/effect/
ホワイトニングがもたらす心身への影響についての理解は深まりましたでしょうか?ホワイトニングに関わらず、何かをきっかけにご自身の心身へのご興味を増されることはとても大切なことだと思います。ホワイトニングが多くの方の心身をより健康に導くきっかけになりますと幸いでございます。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。