ホワイトニング後の食事〜コーヒーなどは控えた方が良いのか?
普段から日常的にコーヒーや紅茶をたくさん飲まれる方がホワイトニングをする上で最も気になることのひとつが、ホワイトニング後の飲食についてではないでしょうか?ホワイトニング後は飲食制限があるところもあれば、ないところもあります。なぜ、そのような違いがあるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
ホワイトニング後に飲食制限がある理由
ホワイトニングをした直後は歯の表面が乾燥しているため、着色物質のみならず、歯の表面に汚れなどが付着しやすい状態にあります。通常歯の表面にはペリクルという薄いタンパク質の膜が覆っていますが、ホワイトニング直後はこのペリクルが剥がれ、エナメル質が剥き出しになっている状態です。ペリクルが元の状態に戻るまでに要する時間は個人差がありますが、12〜48時間と言われています。ホワイトニングで飲食制限を設けている場合にはこのペリクルが戻る時間を加味して、1〜2日ほどは飲食制限を設けられているところが大半です。
では、パールホワイトニング大阪肥後橋院のホワイトニングはなぜ飲食制限がないのでしょうか?
パールホワイトニングが飲食制限を設けていない理由
パールホワイトニングでは、オフィスホワイトニングの最後にハイドロキシアパタイトを含むペーストを用いてホワイトニングをした部分へのコーティングを行います。ハイドロキシアパタイトというのは、エナメル質を構成する主成分です。ハイドロキシアパタイトでコーティングを行うことにより、ペリクルが元に戻るまでの時間の着色予防に繋がります。ですので、当院ではホワイトニング直後より濃い色の飲み物や食べ物を摂って頂くことが可能となっています。
ホワイトニング直後の飲食制限は設けていませんが、やはり日々コーヒーや紅茶を飲まれる方は経年的に着色汚れが付着しやすい状況ではあります。コーヒーや紅茶が大好きな方に向けては、その対策方法をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
コーヒや紅茶をよく飲む方の着色予防法は?
予防方法は主に2つあります。
【コーヒーや紅茶を飲むときにできる予防法】
まずは着色や汚れが付着しやすい原因のひとつである口腔内の乾燥を防ぐことが重要です。コーヒーや紅茶を飲む前後に一度お水を飲み、乾燥を回避した上でコーヒーや紅茶を飲まれることがおすすめです。ご友人とのお茶などで時間をかけて飲食をする時は間にお水を飲む工程を入れてあげると良いです。
【歯磨き粉にコーティング成分を含むものを使用する】
前述したようにハイドロキシアパタイトを含む歯磨き粉の使用で歯の表面をコーティングすることができます。日々の歯磨きに取り入れてあげることで、着色予防に繋がります。当院でもコーティング材として使用しているパールラボ・トゥースケアは普段の歯磨き粉としても使用することが可能です。香も柔らかなフルーティーな香で、人気商品のひとつです。
パールラボ・トゥースケアの詳細は下記より
https://pearllab.base.shop/items/78369804
いかがでしたでしょうか?普段からコーヒーや紅茶、赤ワインなどが好きな方にとっては飲食制限は辛いものだと思います。特に黄ばみの強い段階からホワイトニングをしていく際には1〜3ヶ月の期間を要します。その間も無理なく続けて頂けるように当院では飲食制限の必要がない薬剤を使用しております。また、コーティング処理をオプションメニューなどで設けておられるクリニックなどもありますが、当院ではオフィスホワイトニングの金額のみでコーティング材の塗布まで行っております。複雑なオプションメニューで患者様が悩まれる事を防ぎたいというのが私たちの想いです。
パールホワイトニング大阪肥後橋院ではカウンセリングのみでの費用は頂いておりません。「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方や今のご自身の黄ばみの程度や似合う歯の白さを知りたい!と思われる方はぜひ、カウンセリングをご活用ください。当院ではカウンセリングも歯科医師が行いますので、安心してご来院くださいね。
この記事が読んでくださった方のお役に少しでもたてておりますと幸いです。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。