年齢と歯の黄ばみ
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パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック歯科医師の田中久弓です。本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今回は、年齢と歯の黄ばみの関係についてお伝えをしていきます。
実は、年齢を重ねるにつれて、歯の黄ばみは増していく傾向にあります。
歯は断面図でみると、3層の構造で構成されおり、外側からエナメル質、象牙質、歯の神経という構造をとります。(下図参照)
![](http://xs417235.xsrv.jp/pw2022/wp-content/uploads/2021/03/612f43071a2a0f44423b8bcb86c93e1a-1.jpg)
エナメル質は半透明色を象牙質は黄色っぽい色をしています。この象牙質の黄色い色が半透明色のエナメル質から透けて見えてしまっている事が歯が黄色く見える原因の1つです。
そして、歯は日々刺激が加わると、その刺激から大切な歯の神経を防御するために、新しく象牙質を作り出します(第二象牙質という)。つまり、時が経つごとに象牙質の量が増える事で、歯は黄ばみを増していきます。
![](http://xs417235.xsrv.jp/pw2022/wp-content/uploads/2021/03/7fb8f1c748d490339c64aa37f2515920-1.jpg)
以前にもブログでご紹介しましたが、年齢で比較すると若い方の方がホワイトニングの効果が早いという傾向があります。
https://pearl-whitening.info/column/876/
これは、若いときの方が象牙質の厚みが薄い事が理由として挙げられます。ただ、加齢により黄ばみを増した歯がホワイトニングで白くならないわけではなく、ホワイトニングの頻度や作用時間などを調節してあげることにより、歯を白くしていく事は十分に可能です。
パールホワイトニングにも様々な年齢の方がご来院されています。黄ばみが気になられている方はぜひお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
![コラムを執筆した先生](https://pearl-whitening.info/wp/wp-content/themes/pw2022_v11/images/column/column_doctor.png)
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。