ホワイトニングと矯正の順番

ずっと気になっていた口元。矯正も気になるし、ホワイトニングも気になる。
治療の順番は矯正が先なのか?ホワイトニングが先なのか?この順番はとても気になりますよね。そこで矯正とホワイトニングの順番を3パターンに分けてそれぞれの特徴をお伝えします。
ぜひ参考にして頂けますと幸いです。
矯正とホワイトニングの順番
矯正前のホワイトニング
矯正治療がスタートすると、装置にもよりますが表側の矯正では矯正器具を外すまでホワイトニングができなくなります。数年間の治療期間の間に歯に着色が増えると歯の黄ばみが増してしまいます。そのため、矯正治療前にホワイトニングをしてあげる事で、治療期間中の黄ばみを軽減する事が可能になります。
矯正治療中のホワイトニング
舌側矯正中:舌側矯正中はどのタイミングでもホワイトングをする事が可能です。但し、裏側に装置がついているので、マウスピースを装着するホームホワイトニングはできません。クリニックで行うオフィスホワイトニングが適応となります。
マウスピース矯正中:マウスピース矯正中では、使用中のマウスピースにホームホワイトニング用ジェルを用いてホームホワイトニングをする事が可能です。また、装置の取り外しができるため、オフィスホワイトニングを行う事も可能になります。但し、インビザライン等では歯の表面にアタッチメントというポッチリをつける事があります。なのでアタッチメントがついたままホワイトニングをしてしまうと、その部分だけが白くなりにくいため、色ムラの原因となります。マウスピース矯正中にホワイトニングをされる場合にはアタッチメントに考慮する必要があります。

矯正治療後のホワイトニング
矯正終了後は歯並びが整っているので、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングどちらも併用する事が可能です。また、今後歯の並びが大きく変わることがなければ、ホームホワイトニング用マウスピースの使用期間も①や②に比較すると長くなります。

以上を踏まえてご自身の大切なイベント事(成人式や就活、結婚式など)までの期間などを考慮し、ご自身に合うタイミングを選択して頂けますと幸いです。
本日も最後までお読み頂いてありがとうございました。
パールホワイトニングはご相談のみでもご来院頂くことが可能です。
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コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。