ホワイトニングで痛みがでる?
こんにちは。歯科医師の田中です。
10月に入り、今年も残すところ約3ヶ月となりましたね。時が過ぎるのを本当に早く感じます。
さて、本日はホワイトニングによる痛みについてお伝えをさせて頂きます。
ホワイトニングというと、「痛くないですか?」というご質問を頂くことがあります。実際、ホワイトニングをご経験されたことがある方の中には、痛みが原因で継続ができなかったという方もおられるのではないでしょうか?
この痛み、なぜ起こるかというと、歯の神経に刺激が加わることで起こります。ホワイトニング でいうと薬剤(過酸化水素水)による刺激とホワイトニング用ライトから出る熱による刺激というこの2つの刺激が神経に痛みを引き起こす大きな原因となります。
歯は外側からエナメル質・象牙質・神経という3層構造となっています。基本的に薬剤を塗布するのは外側のエナメル質なので、エナメル質から象牙質を経て、神経近くまで刺激が到達すると痛みを引き起こす原因となります。
人によって痛みを感じる刺激の強さというのが違うので、同じ薬剤を使っていても痛みが出る方、出ない方がいらっしゃるのが実際ではあります。前者の痛みが出やすい方の特徴としては、普段から知覚過敏がある方や歯の表面に微細な亀裂が入っている方などは痛みが出やすい傾向にあります。
また、熱による刺激に関してですが、ホワイトニング用ライトには熱が出るものと出ないものがあります。お痛みが気になる方にはこの熱の出ないライトを使用されているクリニックをおすすめします。
パールホワイトニングのホワイトニングはシミ止め成分を含む薬剤と熱の出ないライトを使用しております。
以前、お痛みが原因でホワイトニングを諦めた方にも安心して受けて頂いています。
ホワイトニングに関して気になることがありましたら、お気軽にお伝えください。
お客様のご来院。心よりお待ちしております。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。