当院おすすめのホームホワイトニング

ホームホワイトニングって聞いたことがあったり、興味があって調べた事のある方も多いかもしれません。
「マウスピースが苦手で…」 「めんどくさがりなので…」とネガティブなイメージをお持ちの方も一定数おられます。
ホームホワイトニングは上記のようなイメージみたいに大変なものではなく、かなり手軽なホワイトニング方法の一つです。
「こんなに簡単ならもっと早くから始めていれば良かった」と仰られる方も少なくありません。
そこで今回はホームホワイトニングについて詳しく解説していきたいと思います。
調べてみたけれど、色々見過ぎてわからない…という方はぜひこの記事を参考にして頂けますと幸いです。

目次
ホームホワイトニングで歯が白くなるメカニズム
なぜ、ホームホワイトニングで歯が白くなるのかをお伝えします。
歯は、内側から神経、象牙質、エナメル質の3層構造に分かれています。歯を黄ばんで見せてしまう原因の一つとしては、黄色い色をした象牙質が半透明のエナメル質から透けて見えてしまうことが挙げられます。

そこで、ホームホワイトニングでは、薬が直接象牙質に作用して、象牙質の黄ばみの除去をしてくれます。象牙質に直接アプローチしてくれるので、内側から白くなることにより、歯のトーン明るくなり、色持ちも良くなります。
ホームホワイトニング用マウスピースの形状
ホームホワイトニングに必須である、マウスピースの形状は、歯と歯茎の際まで覆っているものでなくてはいけません。
この形状にすることによって、歯茎の際までしっかりと均一に白くすることができます。また、ホームホワイトニング用の薬剤の液漏れを防ぐこともできます。
ホームホワイトニング用マウスピースの作り方
まず、患者様のお口に合ったトレーを選びます。そして、型取り用の材料をトレーに盛り、患者様のお口の中の型取りをしていきます。
この時、歯と歯茎の境目がしっかりと印記されていることを確認します。この形が正確に印記されることによって、患者様のお口にぴったりはまるマウスピースが出来上がってきます。
そして、型取りしたものを元に模型を作成します。この模型と透明なシートを専用の機械に入れ、模型にシートを圧接していきます。
次に、いらない部分を丁寧にカットすることによって、患者様の歯列にしっかりと密着するマウスピースをつくっていきます。
最後に口腔内に装着したときに痛いところがないか、密着度は適正か、など入念にチェックを行います。
このようにして患者様一人一人に合ったオーダーメイドのマウスピースを完成させます。
ホームホワイトニング用マウスピースの使用方法
①まず、歯をよく磨きます。歯に磨き残し残ってしまうと、薬の浸透が悪くなり効果が充分に発揮できません。
②次に、マウスピースの中にホームホワイトニング用の薬を米粒状に一点置きで入れていきます。
この時、量が多すぎると歯茎に薬剤が漏れ出て痛くなったり、歯が滲みやすくなったりします。必ず適量で使用して下さい。
当院でお渡ししているお薬は、週3日以上、30分以上で効果が出てくるお薬です。ですので、負担がなければ毎日して頂くことをお勧めしています。
③使用後は、よくうがいをしてください。また、当院で販売しているパールラボトゥースケアをホームホワイトニング後に使用して頂くことで、知覚過敏の抑制をし、同時にコーティング剤としても役割を発揮するため、ホームホワイトニング後に効果を長続きさせることができます。
④マウスピースは、お水でよく洗い、水気を切ってから専用のケースで保管してください。
パールホワイトニングがホームホワイトニングをお勧めしている理由
5、パールホワイトニングがホームホワイトニングをお勧めしている理由
ホームホワイトニングのメリットとデメリットを踏まえて当院が患者様にホームホワイトニングをお勧めしている理由についてお伝えしていきます。
ホームホワイトニングのメリット
①黄ばみの原因である象牙質に直接作用するので、色持ちがよい。
個人差もありますが、オフィスホワイトニングのみで歯をを白くする場合に比べて、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して頂いていると、色持ちが年単位に伸びます。
②自分のペースでホワイトニング可能
来院して頂く必要がないので、ご自身の好きなタイミングで使用して頂くことができます。
忙しくてなかなか来院できない方、遠方にお住まいの方、また旅行中にもホワイトニングしたい方にも適しています。
③目標のトーンや好みに合わせて薬を使い分けることができる。
当院では4段階の濃度のホームホワイトニング用ジェルをご用意しています。初めてホームホワイトニングをご使用頂く方は、基本的に低い濃度からトライして頂き痛みなどの具合を見て、濃度を上げていきます。
また、色味をもっと上げていきたい方、色味を維持されたい方など様々な目的に合わせて、使用頻度や使用する濃度を使い分けることができます。
④オフィスホワイトニングの効果を出やすくしてくれる。
ホームホワイトニングは、色持ちが良いだけでなく、オフィスホワイトニングでのトーンアップを手助けしてくれます。ホームホワイトニングはトーンの下地を作ってくれる役割もあるため、オフィスホワイトニングとオフィスホワイトニングの間にホームホワイトニングを使用して頂いていると、オフィスホワイトニングの効果が出やすいことが多いです。
⑤オフィスホワイトニングの限界値を超えることができる。
歯の色味を表すものをシェードガイドと言います。シェードガイドにおいて、ブリーチというゾーンがあります。そのゾーンに達すると、人から褒められるくらいの歯の白さであると言われています。オフィスホワイトニングのみでは、そのブリーチゾーンに達することはできませんが、ホームホワイトニングを併用して頂いていると、ブリーチゾーンを目指すことができます。
ホームホワイトニングのデメリット
①歯が白くなるのに時間がかかる。
オフィスホワイトニングには即効性があり、一度行うだけでも効果が出やすいです。
それに比べて、ホームホワイトニングは白くなるのに時間がかかります。個人差もありますが、効果が見え始めるのに数週間ほどかかってくる場合もあります。
②自分で管理しなければいけない。
ホームホワイトニングは、ご自身での管理も必要になってきます。
また、高頻度で使って頂く必要があるため、1人でホワイトニングをして頂くことが難しい方などには適していない場合があります。
このようにホームホワイトニングには、多くのメリットがあります。また、ホワイトニングで最も効果のある方法は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングです。
当院ではホームホワイトニングのメリットとこれまでの実績を踏まえた上で患者様にホームホワイトニングをお勧めさせて頂いております。
しかし、多くのメリットの反面デメリットもございます。
「ホームホワイトニングの重要性を理解しているけれど、なかなかできそうにない」
「めんどくさがりでホームホワイトニングをするのに不安がある…」
「以前ホームホワイトニングをしていたけれど、断念してしまった」
「痛みが怖くてホワイトニングをするのに抵抗がある」「
もっと歯を白くしたいけど、どんな風にホワイトニングすればいいかわからない」など、患者様のお悩みや疑問にも答えることができるように、丁寧なカウンセリングや口腔内チェックを行うことで患者様一人一人に合ったプランをご提案させて頂いております。
また、初回のカウンセリングだけでなく、その後のアフターサポートまで全て歯科医師が担当しておりますので、患者様にも最後まで安心してホワイトニングを受けて頂いております。
いかがでしたでしょうか。今回は当院がホームホワイトニングをお勧めさせて頂いている理由について詳しくお話しさせて頂きました。
ホームホワイトニングだけでなくホワイトニングに興味のある方や、歯を白くしたいけどどうしたらいいのかわからない、などお悩みがある方は是非一度お気軽にご相談くださいね。

コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。