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ホワイトニング

ホワイトニングのお薬ってどんなもの?

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ホワイトニングをするにあたり、ホワイトニングのお薬ってどんなものを使っているのか気になっておられる方も多いかと思います。
「漂白剤を使うと聞いたのですが…」
「ホワイトニングのお薬は歯を傷めないのですか?」
等、よく患者様から質問を受けることがあります。

初めてホワイトニングを受ける方にとって、そのような前情報を耳に挟むと、とても不安になりますよね。

そこで今回は、ホワイトニングに使用する薬剤について詳しく解説していきたいと思います。
薬剤に対して不安だなと、思われている方の参考になりますと幸いでございます。

オフィスホワイトニングで使用する薬剤の主成分は過酸化水素

過酸化水素は、口の中で温められて水と反応すると、活性酸素が生成します。この活性酸素が着色汚れ・黄ばみを分解し、無色透明にすることで歯が白くなる事がホワイトニングで歯が白くなることのメカニズムです。

オフィスホワイトニングは濃度が25〜35%前後のため比較的効果が高いことが特徴です。
過酸化水素は薬事法により歯科医師、歯科衛生士しか取り扱うことが許可されていません。
安全面で言うと過酸化水素は、オキシドールと同じ成分です。オキシドールと言うと、子供の頃にお怪我などされた時に消毒のために使用された経験がある方も多いお薬かと思います。

過酸化水素は濃度が36%以下ならば低濃度のものとして体内に入っても害がないものとされ安全で広く普及しています。

ホームホワイトニングの主成分は過酸化尿素

過酸化尿素は、酸化反応の課程で(オフィスホワイトニングの主成分である)過酸化水素に変化します。なので、効果的にはオフィスホワイトニングで使用する過酸化水素と同じです。

過酸化尿素は、水分にふれると酸素と尿素に分解されます。尿素はもともと人間が尿として排泄しているものです。危険性はなく安全性の高い薬剤といわれています。

ホワイトニングの薬剤は歯を傷める?

基本的にホワイトニングの薬剤で使用濃度や使用方法を守っていれば歯を傷めることはありません。
では、なぜ巷で「ホワイトニングで歯を傷める」等の話が出るのか。

現代はネット社会であり、様々な情報をインターネットを使って自分で手に入れることができます。
また、海外旅行に行かれた際に現地でホワイトニングの薬剤を買われる話もよく耳にします。
海外で購入したホワイトニング用品を持ち帰って使用することは、歯を傷めるおそれがあります。海外の製品は、何が含まれているのかわからなかったり、使用方法がきちんとわからないまま使うことで歯にダメージを与えてしまう可能性があります。
また日本人の歯の質と外国の方の歯の質は違うこともあります。
海外で販売されているホワイトニング用品を使用する場合は、十分気をつけて使用する必要があります。

そして、知覚過敏などが生じることによって、歯が傷むと思われることもあると思います。
ホワイトニング直後に生じる知覚過敏は歯の表面を覆っているペリクル(歯を守る作用がある)という膜が一時的にはがれ薬剤が歯の象牙質という組織を刺激するからと言われています。
この知覚過敏数時間、長くても数日間、経過観察していると落ち着くことがほとんどです。

この記事を読んでいただき、少しでもホワイトニングに対して理解していただき恐怖感などがなくなると幸いです。
当院で行うホワイトニングは比較的マイルドな薬剤を使用しているため、知覚過敏などの症状も出にくく、安心してホワイトニングを受けていただくことが可能です。

パールホワイトニング大阪肥後橋院・梅田院の2院は、スタッフ全員が女性歯科医師である全国でも非常に稀なホワイトニング専門歯科医院です。受付〜カウンセリング〜施術〜アフターフォローまでを一貫して歯科医師が担当し、患者様お一人お一人に合わせたご提案を自信を持ってさせて頂いています。
「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方や今のご自身の黄ばみの程度や似合う歯の白さを知りたい!と思われる方はぜひ、カウンセリングをご活用ください。当院ではカウンセリングも歯科医師が行いますので、安心してご来院くださいね。

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コラム執筆者

パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓

済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。

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