肺炎と口腔ケアの関係性
皆さま、こんにちは。歯科医師の田中です。
日に日に寒さが増してきておりますね。御堂筋のイルミネーションを見て季節を感じている今日この頃です。
さて、本日は肺炎と口腔ケアの関係性についてお伝えをしていきたいと思います。
肺炎は日本人の死因第5位に相当します。(1位:がん 2位:心疾患 3位:老衰 4位:脳血管疾患)
最近では新型コロナウィルス感染での重症化による肺炎などニュースで耳にする機会も増えていますね。
そもそも肺炎とはどんな病気なのでしょうか?
鼻〜口〜肺の通り道を「気道」と呼びます。空気中には様々な細菌やウィルスがおり、それらは絶え間なく気道を行き来しています。肺炎はウィルスや細菌が、肺の中で増殖をはじめることで発症します。
通常健康な人ではウィルスや細菌が肺まで到達しないように、体の防御システムが働きます。
しかし、高齢者や基礎疾患(糖尿病や膠原病など)のある人は免疫力が低下しているため、この防御システムが上手く働かず肺炎を引き起こしやすいです。
また、ウィルスや細菌が喉の奥まで侵入した際に、異物と察知して吐き出す「咳」も加齢と共に衰えます。免疫力が低下している方のお口の中が汚れていると肺炎の発症リスクをあげる要因となってしまいます。
お口の中を清潔に保ち、細菌が体の中に入らないようにケアをしてあげることが重要です。
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https://pearl-whitening.info/treatment/cleaning/
ぜひ、ご自分に合った口腔ケアを続けて見てくださいね。
長くなりましたが、最後までお読み頂いてありがとうございました。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。
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