ホワイトニングの注意点!どんな影響がある?
ホワイトニングは、歯を白くするための審美的な治療です。
近年ではホワイトニングに興味のある人も増えています。このホワイトニングには、どういった影響や注意点があるかご存知でしょうか?
実は、ホワイトニングがもたらす影響には、ポジティブなものとネガティブなもの、両方が存在します。
そこで今回はホワイトニングを受ける上での注意点について詳しく解説していきますね。
ホワイトニングをする上でのポジティブな影響
①審美的な効果
歯が白くなることで、笑顔になる回数が自然と増え自信が持てるようになります。これは自己肯定感を高め、対人関係やビジネスシーンでの印象を良くする効果があります。
またお顔全体が明るく見え、若々しい雰囲気を与えます。
そして自分の歯が白くなったことで、美容的な満足感を得ることができるため、日常生活における満足度が高まります。
②歯の表面の着色汚れの除去
食べ物や飲み物(コーヒー、紅茶、ワインなど)による歯の着色を除去し、歯の本来の色を取り戻すことができます。クリーニングをセットで受けていただくとより効果的です。
③安全な処置
適切な方法で行えば、安全に実施できるため、多くの人にとってリスクは低いとされています。
ホワイトニングのネガティブな影響
①歯や歯茎の痛み
ホワイトニング後、歯が一時的に敏感になることがあります。特に冷たいものや熱いものを摂取したときに、痛みや違和感を感じやすくなることがあります。また歯茎に炎症や痛みが発生することがあります。
違和感や痛みは長くても数日で治ります。
②結果の持続時間
ホワイトニングの効果は永久ではなく、元の歯の色に戻ろうする力が働きます。そして生活習慣(食べ物や飲み物の摂取、喫煙など)によって再び歯の黄ばみもでてきます。そのためメンテナンスが必要となります。定期的なホワイトニングや適切なケアを行うことで、効果を維持しやすく、持続的に良い状態を保つことができます。
ホワイトニングを行う上での注意点
【歯科医師の指導が大切】
最近では、セルフホワイトニングのサロンや通販で行うホワイトニング製品も多くありますが、歯科医師による処置や指導のもとクリニックで行う医療ホワイトニングが安全、かつ白くするのにとても効果的です。
自己判断でサロンや自身で行うと、口の中にダメージを与えるリスクが高まります。ホワイトニングは、審美的なメリットが大きい一方で、適切な方法を守らないと、歯や歯茎に悪影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
セルフホワイトニングの店舗数は全国的に増加している傾向がありますが、正確な件数を示す公式なデータはあまり存在しません。2023年時点で、日本国内には数千件以上のセルフホワイトニング専門店やサービスがあると推測されています。業界の成長や市場の拡大に伴い、今後もその数は増加する可能性があります。
ここで患者様にしっかりとどこで、どういったホワイトニングを挑戦したいのか見極めていただく必要があります。
自分の希望、目的に合った安心・安全なホワイトニングはどこで受けれるのか。しっかり検討していただくことを強くお勧めします。
全てを把握しているわけではありませんが、セルフホワイトニングサロンは通常、ドクターが不在なところが大半です。そもそも、元々の歯の色からさらに白くするといったお薬を患者様に使用するかどうか判断できるのは歯科医師のみです。
人の身体に触れる職業は国家資格が大抵必要です。そして国家資格の内容によってもできることが様々です。初めて何かを挑戦する時、それが医療行為である場合はどういった人にどのような場所で、ご自身の身を預けることができるのかしっかりと調べて、選択していただくのがとても重要になり結果、安全へとつながります。
パールホワイトニング大阪肥後橋院・梅田院の2院は、スタッフ全員が女性歯科医師である全国でも非常に稀なホワイトニング専門歯科医院です。カウンセリング〜施術〜アフターフォローまでを一貫して歯科医師が担当し、患者様お一人お一人に合わせたご提案を自信を持ってさせて頂いています。
「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方や今のご自身の黄ばみの程度や似合う歯の白さを知りたい!と思われる方はぜひ、カウンセリングをご活用ください。当院ではカウンセリングも歯科医師が行いますので、安心してご来院くださいね。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。