大阪と東京でのホワイトニング事情の違い

ホワイトニング専門クリニックが増えている昨今。ホワイトニング専門歯科と行ってもやはり種類や運営形態は様々です。ホワイトニング専門クリニックは全国的に多数存在している、というよりは大阪や東京で展開されているクリニックがほとんどです。そこで今回は大阪と東京でホワイトニング事情はどのように違っているのか?についてみていきたいと思います。
ちょっと待って‼︎大阪と東京でホワイトニングに違いがあるの?というご意見が出てきそうですが、薬剤の種類や効果などが大きく違うわけではありません。しかし、クリニックの雰囲気や規模に違いがあります。どのような違いか?詳しくお伝えしていきます。

大阪に比べて東京では小規模クリニックの数が多い
ホワイトニング専門歯科で全国的に展開している大規模クリニックは約3社ありますが、この3社はもちろん大阪にも東京にも存在します。しかし大阪ではこの大規模クリニック以外の個人経営のクリニック(小規模クリニック)が東京に比べて少ないです。もちろん人口比による需要の違いもありますが、東京ではマンションの1室でホワイトニング専門歯科医院をされているというような診療スタイルも多く見受けられます。
また、マンションの一室ということもあり、配管設備などを設けていないクリニックも多く、水を吸う事が必要なクリーニングメニューがない事がほとんどです。さらに狭いスペースの有効活用のために、完全個室というよりは半個室(カーテンやパーテーションでの仕切り)の形態も多いです。
価格の違い
大規模クリニックでは大阪でも東京でも価格は一律ですが、小規模クリニックでは価格に差があります。傾向的には大阪のクリニックの方が比較的安価な場合が多いです。
需要の違い
ホットペッパービューティーで医療ホワイトニングを大阪府と東京都で調べて見ると大阪府54件、東京都192件とその差は歴然。東京都には大阪の3.5倍のホワイトニングを提供しているクリニックが存在しています。
もちろん人口比もありますが、やはり東京の方がホワイトニングの需要が高いと言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか?大阪と東京でのホワイトニングの違いについて参考にして頂けますと幸いです。

コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。