水分摂取はお茶がメインの方必見!お茶で歯が黄ばむ原因と黄ばみを予防する方法を解説
普段から水分摂取はお茶で取るという方に多いのが、なんだか経年的に歯が黄ばんできている気がするという悩み。実際お茶で歯は黄ばむのでしょうか?
目次
お茶で歯は黄ばむ
結論から言うとお茶で歯は黄ばみます。お茶に含まれる着色物質であるタンニンやポリフェノールがその着色の原因となります。この着色物質が歯の表面に付着することにより着色します。この着色物質が付着してからの時間が短ければ歯磨きをすることにより、取り除くことができます。しかし着色が付いてから時間が経過すると歯の表面と着色物質の結びつきが強固になり、歯磨きだけでは取り除けない着色汚れとなります。
お茶で歯が黄ばむのを防ぐには
着色汚れが歯の表面につくのを防ぐには
1お茶を飲む前に水を飲むもしくは口をゆすぐ
口の中が乾燥した状態だと歯の表面に着色汚れがつきやすいです。なのでお茶や濃い色の飲み物を飲む前に口の中が乾いている場合には事前にお水を飲むかもしくはお口をゆすいであげて乾燥状態を改善してから飲まれるのが良いです。
2お茶を飲んだ後に水を飲むもしくは口をゆすぐ
1で述べましたが、喉が渇いている時などはお水を飲むより先にお茶を飲んでしまうこともあるかと思います。その時には、飲食後できるだけ早くお水を飲む、もしくは口をゆすいであげると着色予防になります。
3定期的な歯のクリーニング
定期的な歯のクリーニングは着色予防に効果的です。歯の表面が汚れたままだと着色がつきやすい状態になります。ですのでクリーニングで歯の表面がきれいな状態を保てているとお茶による着色はつきにくいです。
お茶で歯が黄ばんだら?
お茶による歯の黄ばみは初期だとご自身の歯磨きで落とすことが可能です。しかし、時間が経過しタンニンやポリフェノールが歯の表面に強固に結合すると歯磨きでは落とせない汚れとなります。その場合は歯科医院でクリーニングを行い、専用の機械を用いて着色汚れを落としてあげることが必要になります。
着色汚れを取り除くと元の歯の黄ばみ程度に色味が戻ってきます。さらにそこから白くしていこうと思うとホワイトニングが必要になります。
いかがでしたでしょうか?普段からお茶をよく飲む方はぜひ参考にして頂けますと幸いです。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。