噛むことで増える幸せホルモン『セロトニン』
皆様こんにちは。パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック歯科医師の田中久弓です。
今日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。
さて、本日は幸せホルモン『セロトニン』と噛むことの関連性についてお伝えをしていきます。
この『セロトニン』とは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。セロトニンの不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。また、セロトニンは精神面だけではなく、消化や排便、体温調節など、体の様々な働きに関わっています。
このセロトニンは意識的に増やすことができるとされています。
その方法は、
・ 太陽の光を浴びること
・ 軽いリズミカルな運動
・ 噛むこと(咀嚼)
ウォーキングやスクワットなどの一定のリズムを刻む運動を反復して行うと、セロトニンの分泌が高まります。セロトニンの分泌はリズム運動を開始して5分程度からスタートします。徐々に濃度が高まり、20〜30分でピークに到達し、その状態が2時間ほど続きます。なので、食事をする際には良く噛み、20分以上時間をかけることがポイントです。また、ガムを噛むということもリズミカルな動作を継続するため、セロトニンの分泌に有効といえます。
普段の生活の中で、少し工夫を加えると幸せホルモンの分泌が増します。
最近ではお家でゆっくりとお食事をされる方も増えてきているのではないでしょうか?
ぜひ、『リズミカルに噛むこと』にも意識を向けてみてくださいね。
長くなりましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。
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