痛みに配慮したホワイトニングの薬剤を使う理由

ホワイトニングに興味はあるけれど「ホワイトニングって痛いんでしょう?」というイメージをお持ちの方はまだまだたくさんおられるかと思います。
痛みに弱い方や過去にホワイトニングで痛みを感じた経験のある方にとっては、興味はあるけれど実際の施術は怖い…と二の足を踏んでしまう方も多いかもしれません。
院長の私自身も痛みには弱い方で、恥ずかしながら、痛みを伴う可能性のある事にトライする時にはかなり恐怖を感じながら施術を受けるという経験もしばしばあります。
では、恐怖を感じながらもなぜ受けるのか?
そこには様々な理由がありますが、やはり一番は【自分の理想・夢を叶えたい】が恐怖に勝る事にあるのだと思います。
私自身がそうだからこそ、痛みの恐怖からホワイトニングを諦めてしまう人を少なくしたいという思いで、当院では痛みに配慮した薬剤を使用することを選択しています。
また、完全予約・完全個室にしている理由として、施術担当者が随時痛みの確認をしながらホワイトニングの施術を進行できるようにということも挙げられます。
では痛みに配慮した薬剤というのはどのようなものを使用しているのでしょうか?
今回は当院で使用している薬剤について詳しく解説をさせて頂きます。お痛みを感じやすい方やホワイトニングに恐怖を感じている皆様にこの記事を参考にして頂けますと幸いです。
パールホワイトニングで使用している薬剤
パールホワイトニングで使用している薬剤のメインの成分は過酸化水素です。医療ホワイトニングでよく聞かれる成分としては、過酸化水素、ポリリン酸、光ホワイトニング(トランセントホワイトニング)などが挙げられます。
実はあまり知られていませんが、ポリリン酸ホワイトニングは、主成分はポリリン酸ですが、過酸化水素を混ぜて使うような製剤が多くあります。
過酸化水素ホワイトニングを使用する理由はやはり効果が期待できるからです。
効果に比例して過酸化水素が刺激となり、ホワイトニング中や直後にお痛みを感じられる方がおられるのは事実です。ですので、当院では、薬剤の成分の中に過酸化水素による痛みを抑制する成分を含めた製剤を使用しています。
痛みを抑制する成分とは?
上述した過酸化水素による痛みを抑制する成分として、製剤の中に硝酸カリウムを配合しております。この硝酸カリウムの作用により、当院のホワイトニングではお痛みに配慮したホワイトニング施術をすることが可能になっています。
過酸化水素の量を調整することもある
痛みを抑制する成分を使用していると90%程度の方はお痛みを感じずにホワイトニングを受けて頂けます。しかし、稀にお痛みを感じられる方もおられます。
その場合には、過酸化水素の量を調整して薬剤を配合します。当院は女性歯科医師が主体のクリニックとなっていますので、歯科医師が歯の状態を確認した上で適切の過酸化水素の取扱をしています。
いかがでしたでしょうか?
今回はパールホワイトニングが痛みに配慮した薬剤を使用している理由や薬剤の詳細について詳しく解説させて頂きました。
ホワイトニングずっと気になっている…という方はカウンセリングのみのご来院も可能ですので、ぜひご活用ください。
コラム執筆者

パールホワイトニング
院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年からホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニングを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。

