初めてのホワイトニング|安全性・副作用・選び方を詳しく解説

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1. ホワイトニングに使う薬剤は安全?
歯科医院で行うホワイトニングでは「過酸化水素」や「過酸化尿素」という薬剤を使用します。これらは厚生労働省でも認可されている成分で、歯の表面や内部に沈着した色素を分解する働きがあります。
ホワイトニングは「歯を削る」「コーティングをして白くする」というものではなく、歯の色そのものを化学的に明るくする方法です。研究結果からも、歯の構造を壊すことはなく、安全性が確認されています。
2. 一時的に起こる副作用について
ホワイトニングは安全性の高い施術ですが、一時的に以下のような症状が出ることが稀にあります。
• 知覚過敏に似た症状
施術後に「キーン」とした痛みを感じることがあります。ほとんどは数時間から数日で自然に治まります。
• 歯ぐきのヒリつきや白変
薬剤が歯ぐきに付着すると一時的に白くなったりヒリヒリ感が出たりしますが、通常は数時間程度で元に戻ります。
いずれも一時的な反応であり、歯や歯ぐきに長期的なダメージを残すものではありません。
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3. ホワイトニングができない場合もある
すべての方がホワイトニングできるわけではありません。以下のケースでは注意が必要です。
• 妊娠中・授乳中の方(安全性が確認されていない)
• 虫歯や歯周病がある方(まずは治療を優先していただく場合がございます)
• 詰め物・被せ物が多い方(人工物は白くならないため差が出やすい)
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4. セルフホワイトニングとの違い
最近はセルフサロンや市販製品を使ったホワイトニングもあります。しかし医療機関以外では歯を白くする薬剤は使えないため、効果は限定的です。
「安く手軽にできる」というメリットはあるものの、十分に白くならなかったり、回数や費用がかさむ場合があります。確実な効果と安全性を求めるなら、歯科医院でのホワイトニングが安心で確実です。
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5. 安全にホワイトニングを受けるための工夫
ホワイトニングの安全性をさらに高めるには、次のポイントが大切です。
• 歯科医院で診察を受けてから始める(当院は全て歯科医師が診察、施術まで一貫して行います)
• 自分に合った方法を選ぶ(オフィスホワイトニング or ホームホワイトニング、またデュアルホワイトニングなどご希望に合わせたプランをご用意しております)
• 歯をしみにくく、歯の質を強化するペーストでホームケアをする(当院オリジナルのパールラボトゥースペーストをご提案しています)
これらで、白さを長持ちさせながら安全に楽しむことができます。
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まとめ
ホワイトニングは、正しい方法で行えば歯や体に害を与えるものではなく、安全性の高い施術です。一時的に知覚過敏や歯ぐきのヒリつきが出る場合は稀にありますが、多くは自然に治まり、歯の健康に悪影響を残すことはありません。
特に、当院のホワイトニングは知覚過敏に配慮した、シミにくいホワイトニングシステムになります。
パールホワイトニング大阪肥後橋院・梅田院の2院は、スタッフ全員が女性歯科医師である全国でも非常に稀なホワイトニング専門歯科医院です。受付〜カウンセリング〜施術〜アフターフォローまでを一貫して有資格者が担当し、患者様お一人お一人に合わせたご提案を自信を持ってさせて頂いています。
「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方は安心・安全にホワイトニングを楽しむためにカウンセリングをご活用ください。
コラム執筆者

パールホワイトニング
院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年からホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニングを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。

