テトラサイクリン歯でお悩みの方へ
歯が黄ばんでいる…というよりはどちらかというとグレー系のくすんだ色味をしているという方はテトラサイクリン歯という歯の変色の一種の可能性が高いです。
テトラサイクリン歯とは、歯の形成期にテトラサイクリン系抗生物質(例:テトラサイクリン、ミノサイクリンなど)を摂取することにより、歯に色素沈着が生じた状態を指します。 テトラサイクリン系抗生物質は、歯のエナメル質や象牙質に結合し、カルシウムと反応することで色素が形成されます。
歯が形成される胎児期から10歳頃までにテトラサイクリン薬を服用すると影響を及ぼす可能性が高まります。
服薬されたのが幼少期になるので、根本的な要因の記憶がないという方も多いのが特徴です。
テトラサイクリン歯は、その見た目以外は健康な歯とほとんど変わらないため、医学的にはあまり問題とされていません。その分、治療に関する情報も少なく、歯を削って自費のセラミック治療を選択する方も多いと聞きます。
また、治療に関する情報が少ない分、「ホワイトニングでは改善しない」と歯科医院で説明を受けた経験があるという方も少なからずおられます。
ホワイトニング専門歯科医院の当院では、テトラサイクリン歯の症例実績も豊富です。私達の経験上、テトラサイクリン歯は医療ホワイトニングで改善できるケースが多いです。
テトラサイクリン歯は軽度な症状から重度な症状まで様々です。特に変色の強い方は長年悩まれていたという方も多いかと思います。この記事ではパールホワイトニングでのテトラサイクリン歯の症例実績とともにテトラサイクリン歯について詳しく解説していきますね。
長年悩まれていた方がこの記事をご覧いただくことで改善への兆しを感じて頂けますと幸いでございます。
それではみていきましょう。
テトラサイクリン歯:Case1
50代男性 歯の黄ばみが気になりご来院されました。ご本人はテトラサイクリン歯のご自覚はなく、元々黄ばみが強かったのが気になっていたそうです。
身近な方のホワイトニングをきっかけに、ご自身もホワイトニングに興味を持たれ、ご来院に至りました。
歯の際側の濃い着色部分の色味は残りましたが、全体的にはトーンアップしました。
テトラサイクリン歯:Case2
40代女性 テトラサイクリン歯の自覚あり。テトラサイクリン歯はホワイトニングでは改善されないと思われていたようですが、当院の施術実績を公式サイトでご覧くださり、お問い合わせ頂きご来院してくださいました。
かなりのトーンアップをご実感いただきました。
「こんなに白くなるなら、もっと早く始めていればよかった」と仰られていたのがとても印象に残っています。
テトラサイクリン歯:Case3
50代男性 テトラサイクリン歯の自覚あり。コロナ禍で美容医療を始めたことにより、ホワイトニングにもご興味を持たれ、ご来院されました。
下の歯の前歯、歯茎側に少しグレー部分が残りましたが、全体的にトーンアップして頂きました。
上記のケースは3例ともデュアルホワイトニングを実施しております。
デュアルホワイトニングについて詳しくは、下記の記事をご参考ください。
https://pearl-whitening.info/column/column/1618/
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したケースはテトラサイクリン歯中等度〜重度に該当する症例です。
お悩みの方はカウンセリングのみのご来院も可能ですので、ぜひご活用ください。
パールホワイトニング大阪肥後橋院・梅田院の2院は、スタッフ全員が女性歯科医師である全国でも非常に稀なホワイトニング専門歯科医院です。受付〜カウンセリング〜施術〜アフターフォローまでを一貫して歯科医師が担当し、患者様お一人お一人に合わせたご提案を自信を持ってさせて頂いています。
「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方や今のご自身の黄ばみの程度や似合う歯の白さを知りたい!と思われる方はぜひ、カウンセリングをご活用ください。当院ではカウンセリングも歯科医師が行いますので、安心してご来院くださいね。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。