しみにくいホワイトニング
ホワイトニングは試してみたいけど、痛みが気になる…
友達がホワイトニングしてたけど、激痛って言ってた…
など、ホワイトニングに興味はあるけれど、痛みが気になり、なかなか一歩が踏み出せないという方
そんな方にぴったりなホワイトニングとして挙げられるのがしみにくい薬剤を使用したホワイトニングです。
ホワイトニングの薬剤にも様々な種類がありますが、パールホワイトニングではしみにくい薬剤の使用に加え、痛みが出やすい方には薬剤の調合を変化させるなど、カスタムメイドのホワイトニングをご提供しています。
そこで今回はホワイトニングの痛みが気になる方に向けて、ホワイトニングと痛みの関係性について詳しく解説していきます。
目次
ホワイトニングがしみる理由
ホワイトニングがしみる理由は薬剤やライトによる刺激が歯の内部の神経に伝わることにより感じます。
歯は3層の構造をしており、外側からエナメル質、象牙質、歯の神経です。
歯の外側のエナメル質値と内側の神経を繋ぐ象牙質には、「象牙細管」という無数の細い管が通っており、外部からの刺激が象牙質に加わると、その刺激は象牙細管内を通じて歯髄(歯の神経)に伝わります。
また、象牙質には液体が存在しており、冷たいものや熱いもの、あるいは物理的な刺激が加わると、この液体が微細に動きます。この液体の動きが象牙細管内の壁を刺激し、次に歯髄(歯の神経)に伝わる仕組みになっています。この刺激によって痛みを感じます。
ですので、刺激の強い薬剤やライトを使用したホワイトニングではしみや痛みを感じる方が多くおられます。
ホワイトニングがしみやすい人の特徴
次にどのような方がホワイトニングがしみやすいかについて解説していきます。
①普段から知覚過敏の症状がある方
普段から冷たいものがしみやすい方はホワイトニングの刺激で痛みを感じる可能性が高まります。
ただ、痛覚は同じ刺激が加わっていても複数の要因が影響し合うため、その閾値(痛みを感じる刺激のレベル)は人によって違いがあります。同じ薬剤による刺激でも痛みを感じる方と感じない方がいるのは、この閾値の違いがひとつの原因です。
②歯に微細な亀裂のある方
特に矯正治療などを経験されていた方に多いですが、歯に大きな力が加わると、最表層のエナメル質に微細な亀裂が入ることがあります。亀裂部分から薬剤の刺激が歯髄(歯の神経)に伝わりやすいため痛みが生じやすい傾向にあります。
③歯の際部分が露出している方
歯茎が退縮することにより、歯の際部分(根っこ側)が露出している方がおられます。歯茎が退縮する理由は様々ですが、歯周病や噛み締めによるもの、歯磨き時のブラッシング圧の強さなどが挙げられます。
歯茎が退縮していると、表層をエナメル質に覆われていない象牙質部分が露出するため、痛みを感じやすくなります。
パールホワイトニングのホワイトニングがしみにくい理由
パールホワイトニングのホワイトニングがしみにくい理由は主に3つです。
①薬剤にしみ予防の成分を含むため
パールホワイトニングでは過酸化水素を使用したホワイトニングを使用しています。この過酸化水素に知覚過敏防止効果のある硝酸カリウム入りペーストを添加することにより、痛みに配慮しています。
硝酸カリウムは知覚過敏予防で有名な歯磨き粉「シュミテクト」にも含まれている成分です。
②ライトの強度がマイルド
ホワイトニングの際には、歯面に薬剤を塗布し、照射器のライトでホワイトニング効果を高める場合がほとんどです。このライトも強度が強いものであれば、痛みを生じやすくなります。
パールホワイトニングで使用している照射器は強度が中等度のものを使用しているので、ライトによる刺激も最小限です。
③歯科医師による施術
パールホワイトニングでは全工程を歯科医師が行います。そのため、痛みが出やすい方や途中でお痛みを感じた方にはしみどめの塗布や薬剤の強さを調節するなど、患者様お一人お一人にあう方法でホワイトニングの施術を実施しています。
ホワイトニングを諦めていた、という方も歯科医師とともに痛みの加減を確認しながらすすめる事で理想の白い歯を手にされています。
しみにくいホワイトニングのメリット
しみにくいホワイトニングは、これまでホワイトニングの痛みが気になり諦めていた方にとっても安心して受けて頂けることがメリットです。他院でのホワイトニングでしみた経験のある方もパールの薬剤だとしみなかったと仰る方もおられます。
しみにくいホワイトニングのデメリット
しみにくいホワイトニングのデメリットは、ホワイトニングの1度の効果として「一度で真っ白」という効果を感じにくいところにあります。個人差のあるものなので、人によって変わりますが、理想の白さを目指すのに数回程度の回数を要する場合がほとんどです。
また、少なからず「しみる…」と感じる方がおられるのも事実です。強弱を問わず、約3%程度の方がお痛みを感じる事があります。
いかがでしたでしょうか?今回はホワイトニングの痛みについて記事にまとめました。
この記事がホワイトニングに興味のある方にとって少しでも参考になりますと幸いです。
パールホワイトニング大阪肥後橋院・梅田院の2院は、スタッフ全員が女性歯科医師である全国でも非常に稀なホワイトニング専門歯科医院です。受付〜カウンセリング〜施術〜アフターフォローまでを一貫して歯科医師が担当し、患者様お一人お一人に合わせたご提案を自信を持ってさせて頂いています。
「ホワイトニングに興味はあるけれど、どんなものか分からなくて不安」という方や今のご自身の黄ばみの程度や似合う歯の白さを知りたい!と思われる方はぜひ、カウンセリングをご活用ください。当院ではカウンセリングも歯科医師が行いますので、安心してご来院くださいね。
コラム執筆者
パールホワイトニング肥後橋デンタルクリニック院長 歯科医師 田中久弓
済生会中津病院口腔外科勤務後、一般歯科医院にて診察を行う。2017年から全国の歯科医院にホワイトニングの技術を教える講師が運営する、ホワイトニングサロンBeauteでホワイトニング専門歯科医師として勤務。2019年にパールホワイトニング肥後橋デンタルクリニックを開院し、「ホワイトニングが当たり前の世の中にする」ために活動しています。